オルタネーターを疑う前に!見落としがちなチェック法
「測る場所」と「測る条件」で結論が変わることがあります
オルタネーター(発電機)の不調を疑うとき、まず電圧を確認される方が多いと思います。
ただ、実際のご相談では 「測定場所の違い」や「測定条件の違い」 により、判断が難しくなってしまうケースが少なくありません。
本記事では、特に間違いが起こりやすいポイントを、要点だけに絞ってご案内いたします。
1)シガーソケットの電圧=バッテリー電圧ではない場合があります
シガーソケット(アクセサリーソケット)で測定できる電圧計は便利ですが、
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配線経路が長い
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接点やヒューズを通る
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車種によって電源系統が異なる
などの理由で、バッテリー端子での実測値と差が出ることがあります(低めに出たり、表示が揺れたりする場合があります)。
可能であれば、バッテリー端子(+と−)での測定をおすすめいたします。
シガーソケットの電圧は「目安」として捉えていただくと安心です。
2)オルタネーター側で電圧が出ていても「バッテリーまで届いていない」ことがあります
オルタネーターの+端子(B端子)側で14V前後が出ていても、
配線や端子の状態によっては、その電圧がバッテリーまで十分に届かないことがあります。
たとえば以下のような要因です。
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端子の緩み/腐食
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端子の焼け
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ヒューズリンクの劣化
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アース不良
測定される場合は、最低限
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バッテリー端子(+と−)
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(参考として)オルタネーターB端子とケース(ボディ側)
の両方を確認していただくと、切り分けがしやすくなります。
3)測定する「タイミング」がそろっていないと、比較が難しくなります
「始動直後は14.2Vだった」という情報は参考にはなりますが、
始動直後は制御や負荷状態が変化しやすく、判断がぶれやすいことがあります。
もし可能であれば、次の3条件で測定値をそろえてみてください。
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エンジン停止(キーOFF)
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エンジン始動後、アイドリングが落ち着いた状態(1〜2分後)
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電装負荷を入れた状態(ライト+エアコン+デフォッガー等)
4)「負荷をかけた時」の挙動が重要です
最近の車両では、燃費や発電制御の都合で、状況によって発電を抑える(充電を絞る)ことがあります。
そのため、無負荷で12V台が出たという情報だけでは判断が難しい場合があります。
一方で、ライトやエアコン等の負荷を入れた際に
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電圧が上がるか
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ある程度踏ん張れるか
は重要な判断材料になります。
5)意外な盲点!ベルトの滑り
オルタネーターにかかっているベルトが滑っている、
これに気がつかずオルタネーターを買ってしまう、
部品屋を運営していてよくあることです。
これを判別する簡単な方法があります
オルタネータープーリーの周辺に、
黒いベルト粉が飛び散って付着してないですか?
これはベルトが滑っている証拠。
まずはベルトを新品に交換し正しいテンションで張りましょう。
ベルトの張りは必ず計測して行ってください。
張りすぎると、オルタネーターのベアリングが死にます。
(これも非常によくある!)
チェックして、ダイナモが悪い診断が出たら、、
ぜひ、部品堂でオルタネーターお問合せください。
first-works@blue.plala.or.jp
弊社では全国整備工場やディーラー店の現場にて、
日々ご使用いただいている、プロ用リビルト製品です。
よろしくお願いいたします。