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KANASAKEN (関西化研)超極圧潤滑スプレー

関西化研 KANASAKEN NO-166 超極圧潤滑スプレー

 

 

これは何、というと意味的には クレ5-56。つまりCRCスプレーと同じ意味の物です。

 

つまり潤滑剤スプレーということです。

 

ですが、値段は普通の者の10倍。
いや、CRCが100円で売ってた時代を考えると20倍以上のお値段。

 

普通のCRCと何が違うんだ、という疑問を結論から言うと、

 

一回潤滑すると、ずーっとスベスベという。
半端ない期間を潤滑し続ける浸透剤なのです。

 

しかも潤滑度(スベスベ度)がハンパない。
バンのスライドドアとか、いつもの力で押すとやばいスピードで閉まっていきます。

 

じつは、この浸透剤は自動車用では元々無かった、ということを聞いたことがあります。
航空機の整備に使用する浸透剤なんだとか。

 

なので、安い浸透剤みたいに、被膜が古くなってサビたりとか無縁です。

 

また、潤滑性の高さから、スプレーグリスの代わりにもなってしまいます。

 

この商品は、めちゃくちゃ気に入っていて、
発売された当初から、ずっとお勧めしたかった商品だったんですが、
値段が高いので、なかなか買ってくれる人がいなかったのですが、

 

最近、おかげさまでけっこう売れるようになりました。

 

浸透剤としては高いと思いますが、こいつは最強の浸透剤。
ぜひ一度使ってみてください。

 

工場に必需品の、手放せないアイテムになるかもしれません。

 

関西化研 KANASAKEN NO-166 超極圧潤滑スプレー

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フリードプラス納車!

フリードプラスを会社のクルマとして購入しました。

 

 

実はフリードプラスは車中泊ファンの中で知る人ぞ知る、車中泊の名車。

 

これからフリードプラスで車中泊を楽しみながら、色々な車中泊向けの商品を開発していきたいと思っています。

 

さっそくフロアマット作りました!

フリードはインテリアカラーは「モカ」という茶色っぽい内装と
「ブラック」の2種類。

 

フリードはインパネに木目のラインが入ってるので「モカ」を選択される方も多いかもしれません。

 

なので今回製作したのは「モカ」にぴったりのブラウン系のフロアマット。
専用設計ですので形もぴったり。運転席のマットには固定用の金具も付属します。

シートの茶色より濃い茶色なので、足元にはぴったりです。
完璧な出来栄えにご満悦。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まだ商品ページなどは作ってませんが、ご購入は可能です。

 

13,300円(全国送料込み)
お届けには1週間程度かかります。

もしお気になった方は、お問い合わせください!

追記:
となりのカプチーノは、弊社オリジナル商品のスポーツタービンキット
開発用の 実験車両です。
このクルマも10年前にフリードと同じように楽しみながら開発始めたんですよね。
フリードプラスも先輩カプチーノに負けないよう頑張りますー!

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チャンピオンの特約店に!

ひょんなことからなんとチャンピオンスパークプラグの特約店となることが決定しました。

 

めちゃくちゃ嬉しいし、非常に楽しみです。

 

NGK信仰が強い日本市場ではありますが、チャンピオンはとにかくカッコいい。

ロゴがカッコいいし、スパークプラグを発明したブランドです。

とくにアメ車のプラグ交換にはチャンピオンをセレクトするとニヤニヤしそうですよね。

 

アメ車といえば、ハーレーのブレーキパッドの取り扱いも始まります。

 

偶然とはいえ、今後の部品堂の展開が楽しみになってきました。

 

本決まりになりましたら、またご案内いたします。

 

 

 

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【仕事論】サラリーマンという個人事業

サラリーマンについて思うことがあったので書きます。

 

サラリーマンというのは存在自体が実は幻想で、

 

「起業家に対して洋々な手助け、サービスを展開する個人事業主」

 

がサラリーの実態なのではなかろうか、と仮説を立ててみました。

 

経営者の立場の私が言うと、なんかアレですが…

 

自分は所詮サラリーマンだから、ってどっか他人事みたいだったり、
会社に不平不満をため込んでるのに、辞めもせずに依存してたり、
うちの会社にはそんな人本当にいませんけど、この自動車部品業界には実は多い。

 

実際、そういう楽してトクしようっていう考えで逆に苦労してる人も多いかなと。

 

 

もし、自分を「経営者がクライアントのサービス業」で独立しているんだ、
という考えで働けば、ずいぶん変わると思うんですよね。

 

自分事として全ての仕事に当たれば、任せてもらえる仕事も増えてくる。
考えてみてください。実は責任って、自分が進んで取っている方が絶対にラクなんです。

 

責任から逃げると、自分の裁量で処理出来ない分うまくいきません。不平不満もたまります。
人(会社)は自分の思ったようには動いてくれません。

 

そして「自分ごとと」して仕事してたら、自然に色んなチャンスも回ってきます。
(ぼくがそうでした。)

 

そしたら「社畜」なんて言葉なんて必要なくなって、
会社と個人がフェアに付き合えるのかなと。

 

もちろん、上司がおかしいことを言ってくることもあるでしょう。
そしたらフェアに「おかしい」と言えばいいんです。

 

自分事として、責任を自分で取って仕事している人だったら言えるはずです。
上司も実はへこみます笑

 

もしそれでも変わらない客(会社)なら取引をやめれば良いだけですよね。

 

「会社」が「自分の顧客」である、と思うことが、
経営者と働く人が対等に付き合う、ということなのかなと。

 

終身雇用制度が崩壊したこれからの時代は特にそうかもしれません。

 

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スポーツカーのリビルト品が絶滅中??

自分のクルマののステアリングギアボックスのリビルト品が見つからない…

 

それって、もしかしてスポーティーなクルマじゃありませんか?

 

これについては私、詳しく経緯を知っております。
なにせスポーツカー的なクルマのラックが販売できなくなるという事態の当事者でした。
(事情は後述)

 

その前に、リビルトについての簡単な説明ですが、
リビルト品というのはリサイクル商品です。
つまり、使い古しの部品を職人さんが新品同様にして販売しています。

 

買った人は、リビルト品に交換後、使い古しの部品を工場に送る。
このサイクルをぐるぐる回すことで、サスティナブルな商品となり得ます。

 

料金の内訳も「リビルト化する工賃」「リビルトに必要な子部品の代金」だけで、
本体はぐるぐるリサイクルされているので、その分の料金はお客さんにはかからない。

 

 

 

 

ではなぜスポーツカーのラックのリビルトが絶滅してしまったのか。

 

結論から言うと、ラックのリビルトを利用して、強化タイロッドを組むという改造が
ものすごく流行ってしまった。
そのことが原因で、ラックを作っていた工場が取り扱いをやめた、というのが理由です。

 

スカイライン、マーク2、ロードスター、MR2、レビンなどなどのクルマで
お客さんから発送されてきた使い古しのラックが、ことごとくタイロッドが付いていない。
もしくはリビルト品のノーマルのタイロッドが同梱、または分解組付けされている。

 

こうなると下取り代金を弁償することになります。
そのことをお客さんに連絡しても、往々にして連絡つかない。

 

そしてお決まりのコースは、リビルトのラックが壊れた、というクレームに発展。
強化タイロッドを組むとほとんどの場合壊れます。何度保証しても壊れます。

 

これも往々にして連絡がつかない…

 

そんな日々を繰り返している中、工場の担当の人と「販売、もうやめましょう、、」
という結論に行きついてしまいました。

 

もちろんまっとうなお客さんの方が圧倒的に多いです。
しかも、スポーティカーのラックは大量に売れていたんですが…
全体の損失を考えると、スポーティカーのラックの販売中止は仕方ありませんでした。

今も、古いスポーツカーのラックの問い合わせはしょっちゅう来ます。
藁をもすがる思いの方もおられます。
本当に申し訳ない思いで、対応不能であることをお伝えさせて頂いております。

 

やりきれない思い出ですが、今でも他の商品でも同様のことが起こってます。

 

サスティナブルなリビルトの供給のためにも、
電気自動車が主流になっても、今のクルマ文化を残していくためにも、

 

ぜひリビルト製品への理解をお願いしたいと思っています。

 

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ターボ車が遅い、タービンのパワーが出ない、の対処法

リビルトタービンに載せ替えたらパワーが落ちた気がする、

 

とか

 

昔は速かったのに今頃元気がなくなった気がする、

 

とか

 

中古でターボ車買ったけど、なんかパワーが無い。

 

でも普通には使えるし、故障とかの問題はない。
白煙が出るわけでもないし、異音もない。

 

やっぱりリビルトって純正よりも悪いんだろか?

 

ターボ車に乗ってるとこんなことってありませんか?

 

こんなときは、一度「ブースト圧漏れ」をチェックしてみると良いかもしれません。

 

 

 

 

タービン回りには多くの細いバキュームホースが出ています。
これらのホースはブースト圧力を伝えていますが、経年変化で劣化し硬化します。

 

リビルト等に交換される際に、外されたバキュームホースを再度タービンに取り付けることで
ホースに亀裂、穴が発生したり、硬化したホースとパイプの隙間からエアー漏れしたりすると
ブースト圧が逃げてしまい本来の性能が発揮できません。
(見えないような小さな穴でも、圧漏れが発生します)

古いターボではホースが固着していることも多く、
その場合、古い方だとエアー漏れは逆にしてなかったりします。

 

下手したら、ブースト圧でホースがスポって抜けてることも。

 

実際にうちの会社の実験車両で何度もありました…
ホースが抜けていても 0.5kg/cm3くらいのブースト圧は出てるので
気がついていない人は多いかも。

 

その場合、ネジ式ホースバンドでホース取付部を強化する、
ホースを交換する、など処置することで改善することがあります。

 

同様にエキゾーストマニホールドの割れや、タービン接合部のネジが均等の力で接合されてない、
といったことでも、ブースト圧漏れが発生します。
ホースをチェックしても改善しない場合は上記ご確認ください。

 

ブースト圧漏れチェックは、どこから漏れてるか分からないためモグラたたき状態になり
非常にめんどくさいです。

しかし、ブースト圧漏れは、気がついていない方も多く、
リビルトタービンを売ってる方からすると非常にもったいない。

 

ターボ車が遅いなあ、と感じたときは一度チェックしてみてくださいね。

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こんなリビルト品は危険~ニンゲンはみな社会的生き物~

最近、顧客対応してて感じるんですが、みんなイライラしています。

 

やっぱり先の見えないコロナで疲れてるんだと思います。

 

倒産しそうになってるお店も多いし。

 

そういう時だからか、詐欺や劣悪な商品を売るとか、人を騙す商売も増えてます。

 

業界の実態を知っている私からすると、激安すぎる自動車部品もヤバいです。
5000円前後のリビルトのセルモーターとかオルタネーターとか、
中古より安いリビルトタービンとか。
最安値みたいな商品は気をつけた方がいいですね。

 

「テストに通過しただけの中古」に色を塗ってるだけ、というモノを
「リビルト」と謳って売っている実態が存在することを私は知っております。
その方曰く「保証をつけて売っているのだから製品だ」とのこと。

 

ほんと気をつけてください。

 

 

これから我々も不況の荒波に突入していくのでしょうけど、
そんなときだからこそ、ぼくが考えている「物を売る」ことへの考え方を書きます。

 

サービス、商品を売るということは、人の手伝いをするということ。
と、ぼくは勝手に思ってます。

 

つまり誰かの役に立つ、というのが社会人の使命。

 

いや、人間の使命かな。
ニンゲンという生き物はアリンコと同じく単体モジュールでは成立しない。生きていけない。

 

「社会的な生き物」なのだと思う。それが社会人。

 

それがないと短期には儲けることが出来ても、長期で続くわけがない。
誰かを喜ばせていないサービスには滅ぶしかない。

 

ぼくはクレームとか、お客さんに迷惑をかけそうになったりとかするとき、
そのことを思い出すようにしてる。

 

もし自店が厳しい状況に立たされたとしても、
そのことは忘れないでいよう、と決意しているのです。

 

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行き詰らない仕事術。~マヨネーズコーヒー

最近タスク管理とか効率化のことをよく考えてます。
(昨日も書いてしまいました)
今、いろんなアプリとかツール試してます。

 

ずっと考えている、ということは
それだけ気になっていることなんだろうと思います。

 

今から10年くらい前でしょうか、
弊社は地元の自動車工場に卸売りをしていました。

 

どこにいても何時でも携帯に仕事の電話が入って
一秒も暇がない、っていうところで自分の人生詰んでる
って気がついた。

 

あの頃、お盆の長期休暇中にこっそり入院して、
何もないように復帰、とかしててホント死ぬとこでした。

 

「自分って、この人生で何がやりたかったんだっけ?」

 

と思ったのが37歳のころだったでしょうか。
一秒も暇がないところに、バンド活動を始めてしまうという。笑

 

どうなったかというと、どうにかなるもので。
けっきょく気持ちひとつなのかなって思います。

 

逆に無理をすることもなくなって
自分に不要なものは自然に削がれていきました。

 

マヨネーズコーヒー、っていうのがあって。
(そういえば2年前くらいにバターコーヒーって流行ったよね)

 

 

ネットで前に見かけたこんな記事。
https://feely.jp/15298/

この記事は最近見たんだけど、
あの頃の自分のキャパは、大事なゴルフボールではなくって
些末な砂でいっぱいだったんだなあと。(しかも他人の砂)

 

先にゴルフボール入れなきゃってことですよね。
もう知ってる。手遅れ。早く言って。

 

この記事に出会うのがもうちょい早ければなあ。
10年くらいは人生失いました。

 

今もすべてうまく回してる訳でも当然ないんだけどね。
でも、家族、仕事、仲間、音楽を先にほうりこんでおけば
あとは何とかなるんだろう。

 

キャパオーバーにならぬよう、
効率化や仕事術、これからも研究していきたいです。

 

 

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自動車は不要??~効率化の果てにあるもの~

会社の業務の効率化にいそしんでおります。

無料ツールだけでもけっこう効率化出来るようで色々導入検討や勉強に今日は費やしました。

効率化、というテーマが最近世間でも重要になってきてると思うんです。

ホリエモンなんか究極に効率化してる人で、

割り切り方は今の時代の生き方として勉強になる。

ホリエモンの本が本屋に並んでいるのを見てぼくも一冊読んでみました。

 

 

彼は家も持たずホテル暮らし、持ち物も最小限。服はTシャツ、という究極なノマドです。効率化のため家族も要らない、という凄い捨て去り振り。人生を超高効率で生きている人って感じです。

 

ぼくは自動車部品の会社をやってるんですが、ホリエモン曰く、クルマは要らないと。タクシーで移動すれば移動の間も仕事が出来ると。

 

おお、確かにその通りだ。自動車はリスクもある上に高額。その考え良いです。

 

だが自分の会社は自動車関連。うーん自分の会社が必要ないことになりました。世の中に自家用自動車は不要なのではないか?何のためにあるんだろう?

 

色々考えてみた結果、たどりついた結論は自動車は人生を楽しむためにある、ということでした。

 

高効率化の果てにある姿は、無駄のない世界。

 

これからやってくる世界は、ユーザーの過去の購買傾向、趣味嗜好、行動履歴が巨大なデーターとして蓄積され、AIを使った高度な分析・予測が掛け合わされて、必要な物が必要な人に適量生産されてコストも安く手に入る時代が来ます。

 

農業だってロボットがやれば無駄もなく供給され食べ物は超安くなる。

 

移動もクルマの自動運転化や有人ドローンで、となり本当に単なる移動と化します。

 

 

なんだか、自分の大学時代の食事を思い出しました。

 

大学時代のあるとき、キッチンでサラダを作るために野菜を洗ってたら、思いついて。

「これをそのまま口に運んだらどうなる?」

盛り付ける必要も、皿を洗う必要もない。超効率化です。

 

それからというもの大学時代のぼくの食事はキッチンのシンクに頭を突っ込んでの単なる栄養補給となりました。

食事は人生を楽しむためにある、という側面をそぎ落としたんですね。

それが良いか悪いかの問題ではなく。

 

そう思うと、家だってそうだし、着る物だってそうです。

この前、友達と「音楽はあっても無くてもいい物なんじゃないか?」って話が出たんですが、

それは、服でも家でも自動車でもそうなんじゃないか?

(服がなくてもいいってことはないけど、着れさえすれば何でも良いとか)

そう思えば、全ての物は人生を楽しむためにあるとも言えるし、

そもそも、人生自体が楽しむためにある、とも言える気がしてきます。

 

 

世の中が進んで、圧倒的な便利が手に入ると、人は手間を、イレギュラーを、多様性を、関係性を求めていくんではないでしょうか。

 

うちのような零細企業も、そんな場所に居場所がありそうです。

 

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部品堂の中の人

私は幼いころに「スーパーカーブーム」があった世代です。

 

ランボルギーニ、フェラーリ、ポルシェといった、机の上にはたくさんのミニカーや車型の消しゴム。
同じ世代の方は共感していただけるのではないでしょうか。

 

ブームは幼い頃と共に過ぎ去り、ロックバンドに夢中になって、長いこと自動車のことを忘れていました。
ですが19歳のときに手に入れた、23万円の赤い軽自動車が自分の人生を変えてしまいました。

 

昭和60年式 ホンダ トゥデイ。
こいつが、とんでもないポンコツで。
全力で加速しても、出足が自転車より遅いんじゃないか、っていうくらい。
ちょっとした坂道を上るにもエアコンオフは当たり前。エンストもよくする。

 

でも美しいボディラインのこの車を愛してしまい、少しでも良くしようと解体屋さんをめぐる日々。
自分で色々メンテして(結果的には自分で壊してましたがw)徐々に自動車の知識を勉強していきました。

 

学校を卒業し、入社したのは自動車部品の卸売業。業界でも有数の優良企業。
自動車の知識をどんどん吸収し、アウトプットできる最高の環境でした。
お客様に「ありがとう」と言ってもらえるのがうれしかった。

 

当時乗っていたのは、水色のフィアットパンダ。

 

最初の車でメンテナンス自体が趣味になっていた私は、クルマは壊れてくれないと面白くない。
「こいつなら困らせてくれそう」という思いもあり、憧れの、そして恐怖のイタリア車オーナーに。

 

困らせてほしい、とは思ったのは確かですがこの車、想像以上に困らせてくれました(笑)

 

買って初めての高速道路、念願のフル加速すると、風圧でボンネットが開いちゃったり。
豪雨の時はワイパー速度が追い付かず、路肩で立ち往生。風流というべきか…
それほどに遅いワイパーなのに、ワイパーブレードが飛んでいくとか。

 

高速道路じゃオーバーヒートと排気温度上昇で、いっつもメーターとにらめっこ。
路上で壊れてエンジン停止とか慣れましたが、エンジンルームから火花出たときは焦った。
サイドブレーキ引いてても、車が動き川に落ちるなんて事件もあったなあ…(遠い目)

 

まだまだあるけど、修理費用だけで80万以上かかりました。
(懲りずにこの後、壊れるで有名のフランス車、シトロエンBXに手を出してしまうのですが)

 

だけどこのクルマたち、困らせてくれた分、忘れることが出来ない思い出もくれました。

 

ボンネットに反射する青空に、雲が流れていくのを眺めながら、窓全開で走った海岸線。
そこにたまたま大好きなナンバーがラジオから流れてきて…って瞬間の出来ごとが忘れられなかったり。

 

当時の広島では珍しかった水色のパンダ。道端に停めてたらワイパーに友達からの手紙が挟んであったり。

 

いつも自分の傍にあるクルマって、思い出の風景の中にいつもいる存在なんですよね。

 

どこにでも連れてってくれる相棒でもあり。
改良したり、メンテしたり、育てることができるメカだったり。

 

単なる移動手段でなくて、自分を表現するウェア。移動自体だって娯楽。
フィーリングと思想を持ったアート。文化。美。ひとりになれる自分だけの場所。

 

それがクルマだ、って思うんです。

 

愛するクルマと共に歩む人生。そんな風景を日本に広げていきたい。
だから、気に入ってるクルマを長く乗ってほしいし、カッコよく乗りこなしてほしい。

 

これまで私が出会ってきた、素晴らしい職人さんやメーカー、工場が作ったパーツで
そんな皆さんのクルマとの暮らし、文化を支えていきたい。

そんな思いで部品屋さんをやっております。